取材中のカメラクルーが火災の現場に遭遇。その緊迫した一部始終を撮影しました。

 空へと向かって激しく燃え上がる炎と立ち上る黒煙。さらに近付くと…。

 16日、石川県七尾市で発生した住宅火災。偶然近くにいたカメラクルーが取材を始めた時、まだ消防車は到着していませんでした。

 住民が避難をする緊迫した空気のなか、すぐに消防車は到着して消火を始めますが、火の勢いは全く弱まることはなく、激しく燃え続きます。

近所の住民
「なんか聞こえたぞって(外に)出たら、後ろが燃えてた。自分の家のホースで水かけたけど間に合いませんよね」
「雨降るのかなって。暗くなってきたしと思っていたら、なんか黒い煙で。お父さんに『火事でないもしかしたら』って言ったら『わー火事や』って」

 火は約3時間半後に消し止められましたが、火元の住宅を含む5棟が焼けました。

 警察によりますと、火元とみられる住宅には高齢の女性が1人で暮らしていましたが、逃げ出して無事だということです。

 また、2人が救急搬送されていますが、いずれも命に別状はないということです。

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