千葉県多古町の土地などに、高さが30メートル以上になる大量の土砂を無許可で運び込んだとして、会社役員の男が逮捕されました。

 茨城県神栖市の、残土処分などを行う会社の役員・伊藤昭一容疑者(67)は、千葉県多古町の土地などに町の許可がないにもかかわらず大量の土砂を運び込んだ疑いが持たれています。

 警察によりますと、運び込まれた土砂は、高さが10階建てのマンションに相当するおよそ33メートル、体積は25メートルプールで300杯分以上となる19万3500立方メートルに及びます。

 町は4年前から土砂の搬入停止や撤去を求めていましたが改善されないため、去年、警察に相談していました。

 伊藤容疑者は容疑を否認しています。

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