11日、茨城県でワゴン車と大型トレーラーが衝突して男女6人が重軽傷を負った事故で、直前までワゴン車の前を走っていた車に搭載されたカメラが事故の瞬間を捉えていました。

 対向車線にはみ出していくワゴン車。速度を落とすことなく大型トレーラーに正面から衝突します。

 映像は事故の前からこのワゴン車を捉えていました。画面の右側から車線に入ろうと止まっているワゴン車。車載カメラが後ろに切り替わると、ワゴン車が車線に入ります。いったん、停止しますが、しばらくしてそのまま対向車線に真っすぐ入っていく様子が確認できます。

 11日午前11時ごろ、稲敷市角崎の交差点付近で起きた事故ではワゴン車と大型トレーラーが正面衝突し、ワゴン車の6人がドクターヘリなどで病院に搬送されました。

 警察によりますと、61歳の男性と80代の女性3人が太ももを骨折するなどの重傷、運転していた72歳の男性と女性が胸の痛みを訴えるなどの軽傷だということです。

 ワゴン車は病院の利用者を自宅に送り届けるため出発したばかりでした。

 警察は事故の詳しい原因を調べています。

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