若い世代に人気のセレクトショップ「フリークスストア」を全国展開するデイトナ・インターナショナル(本社・東京、佐々木聡社長)と静岡市は7日、観光振興や中心市街地の活性化に関する連携協定を締結した。市北部の中山間地域オクシズを紹介する動画をSNSで発信するほか、特産のわさびを味わってもらうイベントなどで魅力をPRする。
県内ではJR静岡駅北口にフリークスストアの路面店がある。その縁で、同社はこれまで県と協力して焼津カツオのパスタソースを開発したり、わさびのイベントに合わせてオリジナルのアパレルを製作したりしてきた。今回の協定で、そうした取り組みを一層加速させるのが狙いだ。
この日は市役所で協定の締結式があり、佐々木社長と難波喬司市長が協定書に署名した。佐々木社長は「アパレル企業という枠を超え、地域資源を生かしたワクワクやドキドキを広げていきたい」と意気込みを語った。難波市長は「若い人たちが住み続けたい、移住したいと思えるようなアイデアを頂いて、静岡市を盛り上げてほしい」と期待していた。【最上和喜】
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