他の陣営の選挙カーを追い回して交通を妨害したなどとして「つばさの党」の代表らが再逮捕された事件で、代表らによる追跡はおよそ3キロにわたっていたことが分かりました。

 「つばさの党」代表の黒川敦彦容疑者(45)ら3人は、4月の衆議院の補選で当選した立憲民主党の酒井菜摘議員の選挙カーを追い掛けて交通を妨害したなどの疑いが持たれています。

 その後の捜査関係者への取材で、黒川容疑者らがおよそ3キロにわたり20分ほど追い回していたことが分かりました。

 その際、「答えるまで追い掛けますよ」などと怒号を上げていました。

立憲民主党 酒井菜摘議員
「交通違反も起こしかねないような追跡が続きますので運転手も含めてすごくプレッシャーだったと思いますし、危ないなと思っていました」

 警視庁は同様の交通妨害を10件以上確認していて立件も視野に調べる方針です。

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