今年10月に市制施行20周年を迎える滋賀県甲賀市が、甲賀忍者を主人公にしたテレビアニメ「忍ばない!クリプトニンジャ咲耶(さくや)」をあしらった記念シンボルマークを発表した。【礒野健一】
同市は忍者の日の今年2月22日、「咲耶」を制作する「クリプトアニメラボ有限責任事業組合」(東京)と、アニメキャラクターを使った忍者文化の発信や観光促進に関する協定を締結。その一環として、市制20周年にちなんで20体に分身した主人公の咲耶を描いたシンボルマークを制作した。「20」の数字の中には信楽焼のタヌキや薬など、市の特産品のイラストも配している。市政策推進課の担当者は「シンボルマークは市内の観光施設や店舗などに掲示してもらい、祝賀の機運を高めていく。アニメイベントでもステッカーを配布するなどし、全国に甲賀市をPRしたい」と意気込んでいる。
「忍ばない!クリプトニンジャ咲耶」は、2023年10月~24年3月にかけて放送されたアニメで全25話。架空の街「甲賀シティ」に暮らす目立ちたがりの女子高生忍者・咲耶が、伊賀、風魔、雑賀という他の忍者集団との争いに巻き込まれていく物語。現在も配信サイトで視聴できる。
アニメの主人公、咲耶が制作会社を通じて祝福のコメントを寄せた。
こんにちは! 忍チューバーの咲耶です! 今日はとってもすてきなお知らせ!
私、咲耶の20人分身記念…じゃなかった、甲賀市市制施行20周年記念のシンボルマークが完成しましたー!
ってことで。甲賀市制施行20周年をみんなで一緒に盛り上げていきましょー! そしてバズりましょー! せーの、クリプトニンジャ、咲耶ー!!
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