日本三名園の一つである水戸市の偕楽園では、初夏の風物詩・梅の実落としが始まりました。

 ユサユサと小気味よい音とともに梅の実が次々と落ちていきます。

 偕楽園では6日、梅の実が熟す前に青い段階で落とす「梅の実落とし」が行われました。

 偕楽園では毎年春におよそ3000本の梅の木が花を咲かせ、人々の目を楽しませています。

 翌年の開花に向け、樹の栄養が果実に取られないよう、初夏を迎えると梅の実を収穫しています。

 作業員らは長さ4メートルほどの竹ざおでユサユサと枝を揺らし、手際よく実を拾い集めていました。

 収穫した梅の実は県の酒造組合へ卸されるほか、一般向けに販売されるということです。

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