福島市の広大な緑の山肌に突如現れる、切り開かれた土地。
再生可能エネルギーとして注目されている太陽光発電施設「メガソーラー」の建設地です。
今まさに建設が進められているこの土地を巡り、ある問題が噴出しています。
週末から3日にかけて降った大雨の影響でメガソーラーの造成地から水が流れ、県道に泥水があふれ出てしまったということです。
応急処置として土のうが積まれますが、泥水は途絶えることなく流れ出ています。
建設現場では、土砂が流れ出さないように穴を掘って水をためますが、週末からの大雨の影響で水があふれ出てしまったということです。
メガソーラーの建設に反対する地元の住民からは、以前から自然災害などの発生を心配する声が上がっています。
高湯平町内会 岡地明会長
「びっくりしました。山の斜面を削って台風とかが来たらどうなのか。獣害ですね、獣たちが追い出されて家の近所に来られても困る」
福島県が業者を指導し、今後については適切に対応するとしています。
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