初夏の札幌を彩る「第33回YOSAKOIソーラン祭り」が5日開幕した。今年は能登半島地震で被災した人々にエールを送ろうと、はじけんばかりの笑顔で登場した約300人の学生らが息ぴったりの総踊りでオープニングを飾った。
今年のキャッチフレーズは「晴れろ、この街。」。メイン会場の大通公園(札幌市中央区)では、雨上がりのステージで躍動感あふれる演舞が披露された。
かつてニシン漁で歌われた北海道民謡「ソーラン節」のフレーズを曲に入れ、高知県のよさこい祭りで用いられる鳴子を手に踊るのが特徴。9日までの5日間、チェコや米国など海外勢を含め、約255チームが参加する。
ハンガリーからワーキングホリデーで来日している同市のアルマ・リモーツさん(28)は「音楽も踊りも全てがパワフルで最高」と話した。【伊藤遥】
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