「小学校の近くにカルガモの親子がいる」という情報を入手した取材クルーが急いで現場に向かうと。
取材クルー
「あ、この中か。あ、いるいるいる」
確かにカルガモの親子がいました。子ガモは4羽、確認できます。母ガモがキョロキョロしているのは餌(えさ)があるところを探しながら移動しているからですが…。
取材クルー
「あー、落ちちゃった!」
続けて子ガモ2羽が側溝の穴に落ちてしまったことに全く気付いていない様子。どこか子育てに適した場所がないか探し回っているうちに…。
取材クルー
「あー、落ちちゃった…」
どんどん減っていく子ガモ。次々と子ガモが落ちていった穴は側溝と側溝が少しずれて比較的、大きめになっていました。下には水が流れているようです。
取材クルー
「やばい、全部落ちちゃった」
スタスタと後ろを振り返らず、何度もつまずきながら母ガモは歩いていましたが、さすがに居ないことに気付いたようです。大慌てで子ガモを探し始めました。
取材クルー
「すんません、電話しちゃって」
仕事で通り掛かった人たちや情報提供者らも集まり、救出作戦が始まりました。
側溝のふたを外したところで待ち構える作戦です。
救出に成功した子ガモは小学校のグラウンドで待つ母ガモの前で放すと真っすぐ走っていきました。
仕事で通り掛かった男性
「ほほ笑ましいですよね。あれが一番、可愛かったよね。親子だなって。可愛いっすね、小っちゃかったんで」
情報提供者
「安心しました。無事に親のもとに帰せたので良かったなと思います。皆、心温まりますね」
この後、親子そろって学校を後にしたということです。
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