福岡県飯塚市で女の子2人を誘拐し殺害した罪が確定後に被告の死刑が執行された「飯塚事件」で、福岡地裁は2度目の再審請求を棄却しました。
1992年、当時小学1年生だった女の子2人が誘拐され殺害された飯塚事件では、久間三千年元死刑囚(執行時70歳)が殺人の罪などに問われ、無罪を主張するなかで死刑が確定し、2年後に刑が執行されました。
久間元死刑囚の妻は裁判のやり直しを申し立てましたが、認められず、新たな新証言をもとに2度目の再審を請求していました。
福岡地裁は、2つの新証言について「記憶が相当に風化し不確かなものになっていると考えざるを得ない」などとして棄却しました。
弁護側は来週、即時抗告する方針です。
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