アロハシャツを着て乗客の案内をする駅員(右端)=和歌山県白浜町堅田のJR白浜駅で2024年午後1時24分、大澤孝二撮影

 本格的な夏の訪れを前に、和歌山県白浜町のJR白浜駅で駅員がアロハシャツに衣替えし、乗客を出迎えている。「観光地・白浜」をアピールするため、町役場やJRなど多くの事業所でこの時期に取り組んでいる。

 着用が始まった1日、白浜駅のホームでは、赤や水色にハイビスカスをあしらったアロハシャツに身を包んだ駅員が、大阪方面に出発する特急列車を見送ったり、到着した乗客を迎えたりしていた。

 この日に着任した山東(さんとう)弘幸駅長(47)は「アロハシャツを着るのは初めてだが、思ったより快適で過ごしやすい。ジャイアントパンダと会えるアドベンチャーワールドや温泉などがあり、県内有数の観光地である白浜を楽しんでもらえたら」と話した。【大澤孝二】

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