能登半島地震から1日で5カ月です。石川県では最大でおよそ11万戸に上った断水世帯が1900戸ほどまでに減った一方、今も3300人以上が避難生活を送っています。

 石川県によりますと、先月28日の時点で260人の死亡が確認されています。

 このうち30人が避難生活による体への負担などが原因の災害関連死です。

 今も3319人が避難所に身を寄せていて、このうち1530人が地元を離れ、宿泊施設などで避難生活を続けています。

 仮設住宅は31日までに4443戸が完成しましたが、自治体からの要望戸数の6割ほどにとどまっています。

 断水世帯は元日の地震直後におよそ11万戸に上りましたが、土砂崩れなどで復旧が難航している輪島市と珠洲市の一部の1900戸ほどを除いて解消しています。

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