中古車販売大手「ビッグモーター」の店舗前で街路樹が枯れるなどした問題で、書類送検されていた元副社長ら12人について、東京地検は不起訴処分としました。

 「ビッグモーター」の元副社長と都内店舗の店長や従業員だった13人は店舗前の街路樹を伐採したほか、除草剤をまくなどして損壊した疑いで3月に書類送検されました。

 東京地検は今月31日付で13人のうち元副社長ら12人を不起訴処分とし、1人については略式起訴しました。

 捜査関係者などによりますと、去年行われた都の調査では都内9店舗の周辺で除草剤の成分が検出されていて、そのうち4店舗に勤めていた店長らが書類送検されました。

 元副社長について、警視庁は起訴を求める厳重処分の意見をつけなかったとみられています。

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