警視庁の署長を暗殺すると記した紙を路上にわざと落としたとして、警視庁が脅迫の疑いで、住所不定の20代の男を逮捕したことが9日、捜査関係者への取材で分かった。別の署長を殺害すると記された紙も東京都内の路上など複数の場所で見つかっており、筆跡が似ていることから警視庁は関連があるとみて調べている。

逮捕容疑は3月24日、港区のJR新橋駅近くの路上で、管轄する愛宕署長を暗殺するなどと記したA4の紙を落とし脅迫した疑い。通行人が見つけて交番に届け出た。

杉並区のJR荻窪駅近くの路上などでは荻窪署や赤羽署の署長を殺害する旨が書かれた紙も見つかっている。いずれも愛宕署長の暗殺予告文と筆跡が似ているという。

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