小林製薬の「紅麹サプリ」の問題で、製造していた工場の6カ所からプベルル酸を生成する青カビが検出されました。

 小林製薬の「紅麹原料」を使ったサプリメントを巡る健康被害の問題で、大阪市は29日、対策本部会議を開きました。

 市は会議で、紅麹原料を製造していた旧大阪工場を検査したところ、試験室や培養室など6カ所から青カビが検出されたと明らかにしました。

 この青カビはプベルル酸を生成し、プベルル酸は動物実験の結果、腎障害を引き起こすことが分かっています。

 会議では、青カビと紅麹菌により、プベルル酸以外にも想定外の2つの物質が生成されたとみられることなどが報告されました。

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