女優を目指していた女性に演技指導などと称して乱暴した罪に問われている映画監督の男が、初公判で認否を留保しました。

 映画監督の榊英雄被告(53)は、2015年、女優を目指していた当時20代の女性に対し「演技指導」などと称して乱暴した罪に問われています。

 29日、東京地裁で開かれた初公判で榊被告は起訴内容について「認否を保留します」と述べて認否を明らかにしませんでした。

 検察側は、冒頭陳述で「被害者は役を降ろされたくないなどとの思いから被告人の行為に疑念を持ったものの、稽古の一環であると思うようにした」などと指摘しました。

 榊被告を巡っては、別の女性にも乱暴したとして、14日に警視庁に再逮捕されています。

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