気象庁は28日午前、九州南部などに加え四国や東海にも線状降水帯の予測情報を発表しました。28日は広い範囲で警報級の大雨となる見込みです。

 強い台風1号は、フィリピンの東の海上を北東に進んでいます。

 29日は、沖縄、大東島地方に最も近付き、来月1日には関東の東の海上で温帯低気圧に変わる見込みです。

 台風からの湿った空気の影響で、本州付近では前線が活発化し、すでに西日本では雨が激しく降っています。

 沖縄から東北まで警報級の大雨が予想され、鹿児島県と奄美地方、宮崎県、高知県、徳島県では今月28日日中にかけて、愛知県、岐阜県、静岡県では午後、線状降水帯が発生し、大雨災害の危険度が急激に高まる恐れがあります。

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