岐阜県下呂市

 25日午後6時15分ごろ、岐阜県下呂市萩原町の県水産研究所下呂支所の貯水池で、名古屋市守山区の大島百華さん(4)が浮いているのが見つかり、搬送先の病院で約10時間後に死亡した。溺死とみられる。父親が「(貯水池につながる)用水路近くで姿が見えなくなった」と話しており、県警下呂署は誤って転落したとみて調べている。

 下呂署によると、父親が午後6時ごろ「目を離した隙に娘の姿が見えなくなった。ドボンという音を聞いたので用水路に落ちたかもしれない」と110番。駆けつけた警察官が貯水池に浮いている大島さんを発見した。

 大島さんはこの日、父親と公園を訪れており、手を洗うために用水路の方向へ向かったとみられる。用水路は幅80センチ、深さ約95センチ、水深60センチで柵などはなかった。【川瀬慎一朗】

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