気象庁によると、フィリピンにある熱帯低気圧は25日午前9時現在、時速35キロの速さで西北西に進んでいる。中心気圧は1006ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は15メートル、最大瞬間風速は23メートル。今後勢力を拡大し、25日午後9時までに台風1号に発達する見込み。台風となった後、進路を北東に変え、28日には暴風域を伴い、沖縄の南の海上に達するとみられる。

 沖縄県内では25日午前10時半現在、本島中南部の一部地域に大雨注意報が、大東地方を除く広い範囲に雷注意報が出ている。

 沖縄気象台は26日明け方までに本島中南部、北部地域で警報級の大雨が降る可能性があるとして早期注意情報を発表。最新情報をチェックし、対策を取るよう呼びかけている。

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