宇都宮市と栃木県芳賀町を結ぶ次世代型路面電車(LRT)の宇都宮ライトラインが23日、優れた鉄道車両に贈られる「ローレル賞」を受賞した。同時に選ばれる「ブルーリボン賞」は、日光・鬼怒川エリアを発着する東武鉄道の新型特急「スペーシアX」に決まり、県内で定期運行される車両がダブル受賞する「快挙」となった。
二つの賞は、鉄道愛好者団体「鉄道友の会」が毎年、会員投票などを参考に選定している。同会はライトラインの授賞理由として「インパクトのあるデザインの車両で社会的にも大変に注目されるとともに、次世代のLRTを期待させるポテンシャルの高さ」を挙げた。ライトラインは昨年8月の開業以来、グッドデザイン賞や国際交通安全学会賞などの受賞ラッシュが続いている。
スペーシアXは昨年7月に営業運転を開始。同会によると、会員の支持の高さや、多様なシートや個室を備えた客室設備などが評価された。【小林祥晃】
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