東京・品川の住宅で子ども3人を含む4人が死亡。刺し傷も見つかっています。
■品川で住宅火災「ガソリンのような」
次々と到着する緊急車両。商店街が騒然とした雰囲気に包まれました。
現場は品川区戸越にある2階建て住宅。23日午後1時半ごろ、119番通報があり、東京消防庁によりますと、ポンプ車29台で消火作業が行われ、3平方メートルほどが焼けたものの火は午後に消し止められました。
火元の住宅からは成人男性1人がけがをして病院に搬送されたほか、親子とみられる4人が死亡しているのが見つかりました。
警視庁によりますと、死亡したのは30代くらいの女性1人と10歳未満の子ども3人。
実は火事を知らせる通報と同じころ、家族の関係者とみられる人物からも「家に行ったところ鍵が掛かっていて焦げ臭い」と通報があったということです。現場で何があったのでしょうか。
近所の住民
「茶の間みたいな所の全部が見えたわけじゃないけど、床の所とか何か」
「(Q.黒く?)はい、黒くすすけていました。私は直接(火元の住民と)面識はあまりない。お互いにトラブルもなく、良い方だという認識です」
現場周辺では、ある異変が起きていたといいます。
近所の住民
「きのうの夜、ガソリンのような臭いがすると。『なんか臭い』と言っていた。その時点で、煙は出ていなかったと思う」
■子ども3人含む4人死亡“刺し傷も”
捜査関係者によりますと、死亡した4人のうち一部で体に刃物によるものとみられる刺し傷がありましたが、第三者の関与をうかがわせるものは確認できていないということです。
警視庁は火が出た原因などを調べています。
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