北海道釧路市の市立中学校で女子生徒がいじめを受け、複数回にわたり自殺未遂をしたと保護者が訴えていることが15日、釧路市教育委員会への取材で分かった。女子生徒は令和4年12月から不登校となり、市外へ転校。市教委は5年10月、いじめ防止対策推進法に基づく「重大事態」に認定し、第三者委員会が調査を進めている。
市教委によると5年2月、女子生徒が所属していた部活動の部員からいじめを受けていると保護者から訴えがあった。当初は市教委と同校の教諭らで調査したが、女子生徒が転校し、自殺未遂の訴えもあったことから「重大事態」と認定。弁護士らでつくる「釧路市いじめ防止対策委員会」が調査を引き継いだ。
市教委は「委員会の最終報告がまとまれば公表するとともに、適切な対応を取る」としている。
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