沖縄と奄美地方が梅雨入りし、宮古島では観測史上最大の猛烈な雨を記録。一方、東京都心は28.9度と、今年1番の暑さとなり、熱中症と隣り合わせの厳しい夏を予感させる一日となりました。
■沖縄・奄美で梅雨入り 冠水被害も
宮古島市では、観測史上最大となる1時間に100ミリの猛烈な雨を観測しました。街にあふれた泥水で足元も見えず、杖がなければおぼつかない状況です。大きな水たまりで通行止めとなり、のどかな田舎道で大渋滞が起きました。
気象庁は21日、沖縄地方と奄美地方で梅雨入りしたとみられると発表。いずれも6年ぶりの遅さとなります。
一転、東京都心は28.9度まで気温が上がって今年一番の暑さに。
子ども
「(Q.どうだったお水)楽しかった」
母親
「水回りなので、近くで見ていたいと思って一緒にいるけど、結構つらい。大変です」
■3カ月予報「高温・多雨傾向」
今年の夏も猛暑となりそうです。気象庁が3カ月予報を発表しました。
気象庁異常気象情報センター 田中昌太郎所長
「総じて高温、それから多雨傾向を予測している。全国的に高温ということで、十分な熱中症対策を行ってほしい。(Q.去年、史上1番暑い夏だった。暑さのレベルは)日本の気温を上げるような色んな現象が重なると、かなり高くなる恐れはある」
去年の夏は8万人に迫る人が熱中症で搬送され、94人が亡くなりました。もう犠牲者を増やさないため、この時季にしておくべきこと。エアコンの修理・設置です。
栄電気 沼澤栄一社長
「皆さん敏感ですね。素直というか。暑かったらエアコンほしい」
21日の現場はマンションの管理室。今のエアコンの依頼状況を聞いてみると。
栄電気 沼澤栄一社長
「また去年みたいになるのではないかと、意識的に早まっている。去年みたいにならないように」
ある調査では去年夏、エアコンの修理や設置を依頼した人が、実際に使えるようになるまでの期間は、2〜3割が2週間以上で「エアコン待機者」になっていたことが分かりました。
栄電気 沼澤栄一社長
「なるべく高齢者や体の不自由な方を優先して、あまり使わないところは『ちょっと待って』と予定を入れ替えさせてもらっている。(Q.6月だともう遅い)20日待ちという可能性。品物もなくなってくる。まず試運転を。大前提」
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