トラックのコンテナ部分などに広告を載せて走る宣伝車について、東京都などは国土交通省に対して車両の所有者らに対する保安基準の普及啓発などを要望しました。

 繁華街を走る広告宣伝車はLED(発光ダイオード)などを使って歩行者や運転者がまぶしく感じる強い光を発していて、交通安全上の問題が懸念されています。

 東京、神奈川、埼玉、千葉と政令指定都市5市の9都県市は21日、国土交通省に対して光の強さなどを制限する自動車の保安基準を運転手らが遵守するための普及啓発や指導をするように要望しました。

 広告宣伝車を巡っては、これまでの都が条例で都内ナンバーに限ってデザインなどを制限していましたが、東京都以外のナンバーも規制できるようにした条例規則を3月に改正しました。

 これを受け、都外ナンバーも含めた広告宣伝車の規制は来月30日に始まります。

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