職員に対するハラスメント問題を受けて前の町長が辞職した岐阜県岐南町で14日、町長選挙の投開票が行われ、前町議の女性が当選しました。岐南町で初めてとなる女性のトップが誕生します。
当選したのは、前町議で無所属・新人の後藤友紀さん(47)です。
後藤さんは2児の母として女性目線での政策を訴えて4652票を獲得し、同じく新人の元町職員・朝倉修一さんを599票差で退け、初当選を果たしました。
岐南町で女性町長が就任するのは初めてとなります。
当選した前岐南町議 後藤友紀氏
「私1人の力では、到底達成できなかったと思っています。夢と希望の持てる笑顔あふれる街を皆様とともにつくって参りたいと思います」
今回の町長選挙は少なくとも99件のセクハラ行為や言動などが第三者委員会の調査によって認定された小島英雄前町長(74)が3月に辞職したことを受けて行われました。
町の選挙管理委員会によりますと、投票率は42.73%で、2020年に行われた前回の選挙と比べて2.1ポイント増えました。
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