10日、「3年B組金八先生」シリーズで性同一性障害の生徒・鶴本直役を務めた俳優・上戸彩さんが、所属事務所を通じて、亡くなった脚本家・小山内美江子さんへの追悼の言葉を寄せました。

上戸彩さん

▽▽▽▽ 上戸彩さん 追悼全文 ▽▽▽▽

小山内先生、
ただただ悲しいです。
寂しいです。
会いたいです。

金八先生のオーディションで打ちのめされていた私に、”鶴本直”という役を与えてくださったのが小山内先生でした。

あのときに経験させていただいたすべての出来事が私の糧となり、それは今でも確かに私を支えてくれています。

先生とはずっと文通をさせていただいていましたね。
そのお手紙の一通一通が私には一生の宝物です。

金八先生の撮影時は叱られることがほとんどだった私ですが、
いつの日か先生に褒めていただけるようなお芝居ができるよう、
これからも芝居に真摯に向き合っていきたいと思います。

小山内先生
本当にありがとうございました。
そして、ゆっくり休んでください。

心よりお悔やみを申し上げます。

△△△△ 全文 以上 △△△△

脚本家・小山内美江子さん


小山内美江子さんは1979年(昭和54年)にTBSテレビ「3年B組金八先生」の脚本を手がけ、数多くの社会問題や世相を反映した感動的な語り口で大ヒットに導き、社会現象を巻き起こしました。そのほか大河ドラマの脚本も数多く手がけたほか、NGO「JHP・学校をつくる会」を設立して代表を務めるなど、国内・海外を隔てぬ社会貢献活動に邁進していました。

【担当:芸能情報ステーション】

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