齊藤工さん(俳優・斎藤工さん)が企画・プロデュースを手がけたドキュメンタリー映画「大きな家」公開直前舞台挨拶に、竹林亮監督と共に登壇しました。

映画「大きな家」公開直前舞台挨拶


本作は東京にある児童養護施設で暮らす子どもたちの成長を追ったドキュメンタリー映画です。

齊藤さんは“この映画は、広く多くの人に届けるという以前に、登場人物、そして(児童養護)施設の方たち、全国にある施設を支える方たち、子どもたちに捧げるものだなという始まりでもありました“と説明。

齊藤工さん


そして“僕がたまたま訪れた養護施設で出会った子どもたちと、その日だけじゃなくて点を線にしていくことが自分の一つの責務なんじゃないかな、という(子どもたちの)眼差しに見えたので。「今日しか来ない大人の1人」と思われたくなくて、行ける時に行かせていただくという関係を築いている中、その時は映画にするというのは全くなかったんですけど、そんな時に僕が(竹林監督作品の)「14歳の栞」に出会って、点と点が線になって“と、映画制作に至った経緯を明かしました。

竹林亮監督 & 齊藤工さん



齊藤さんは“この作品が誕生していなければ、見て見ぬふりをしていた日常が、そこにあったな、と今でも思っております。近いのに近づこうとしなかった。遠くに置いていた子どもたちの時間がそこにあって、そこにまず出会っていただく。自分なりに関わりを探すというきっかけになる方がいたらいいなという思いも強くあります。僕自身もそうだったので“と、作品への思いを語っていました。

【担当:芸能情報ステーション】

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