岸谷五朗さんと寺脇康文さんにより結成された演劇ユニット、地球ゴージャスの三十周年記念公演「儚き光のラプソディ」初日前会見が行われ、中川大志さん、風間俊介さん、鈴木福さんら豪華キャストが登壇しました。
初日を控え、中川さんは、“ドキドキしていますが1か月半、稽古に参加して、少しずつ岸谷さんが作り上げた脚本を、みんなで形づくっていく作業が本当に充実していました。毎日「地球ゴージャス」に参加させてもらっているんだなっていうことを実感するんです。精一杯、大阪まで駆け抜けたいと思います”とハツラツとした挨拶をしました。
風間さんは、“今回、地球ゴージャス30周年記念公演ですが、30周年で守りに入らずに「ここまで攻めるか」という、そういう舞台となっております。すごくチャレンジングな作品だからこそ、舞台稽古は、もう、わくわくのお祭り騒ぎでした”と、充実した稽古場を振り返りました。
福さんは、“皆さんと本読みをした日から、ここまで本当にあっという間。毎日楽しくて、明治座さんのノボリの旗が立っているのを見た時、本当にこの舞台に立つんだな、ここでみんなと一緒にできるんだって、すごくわくわくしています”と、喜びを語りました。
一方、岸谷さんは挨拶で言葉を詰まらせ、“・・・ゲネプロこれから頑張ります。ちょっと大変なことになっていて、頭の中の私の棚がですね、ちょっと整理ができてない状態なんです”と、本番に向けて大変な状況を伺わせました。
半ズボン姿の寺脇さんは、“見ていただければわかりますように「なんじゃこりゃ」っていう芝居の感じなんですけど、その通りの半ズボンですからね…だから、そのまんまの感想、感じを持って劇場に観ていただければなと思っています”と、語り“僕も62歳になりましてね、五朗も、もう今年9月で還暦ということで、年を重ねてまいりました。つくづく思うのは、今回テーマの一つでもある時間というものが、本当に「今の連続だな」というのを実感していまして…。時間というのは過去には戻れない。もう先に進むしかないし、今という時間を、見ていただく皆さんと一緒に共有したいです”とアピールしました。
仕上がりについて岸谷さんは、“初めてのメンバーも、僕は全員の芝居を見に行って、出てもらう交渉をし、「この役者に、この役をやってもらいたい」と強い思いのまま、当て書きをして仕上がり、それに対し、全員が私の想像を上回ってくれた。脚本書きした身としては、本当に幸せいっぱいでございます”と感謝しました。
また中川さんは、福さんに対し、“仕事は今回初めてですが、出会ったのはお互いに、こんな小さな子供の頃で、(福さんは)これが終わったら二十歳になるから、ぜひとも「一緒にお酒飲みたいな」っていう感じです”と語り、子役出身同士で意気投合していました。
【担当:芸能情報ステーション】
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