歌舞伎俳優の中村勘九郎さん、中村七之助さん、中村虎之介さん、勘九郎さんの長男・勘太郎さん、次男・長三郎さん、中村鶴松さんが、「新宿歌舞伎町大歌舞伎祭『大お練り&舞台挨拶』」を開催。神楽坂の芸妓らとともに日曜日の歌舞伎町を華やかに盛り上げました。歌舞伎町でお練りが行われるのは歌舞伎界初です。
本イベントは、東急歌舞伎町タワーにある劇場「THEATER MILANO-Za」で5月3日から公演予定の「歌舞伎町大歌舞伎」を盛り上げるべく行われたもので、人力車に乗って登場した勘九郎さん、七之助さんらは、沿道に集まったファンの歓声に笑顔で手を振って応えていました。
勘九郎さんは“全国いろいろなところで、お練りをやらせていただきましたけれども、人力車で新宿の駅前からアルタ前を通って、靖国通りを横断なんて一生に一度出来るか出来ないかという体験をさせていただきました“と興奮気味。
さらに“沿道の皆さんから、「中村屋!」「待ってました!」「また見に行くよ!」と声をかけていただいて、楽しくお練りをすることができました。今度は私たちが舞台からパワーをお返しする番でございます。お客様が「また来たい」と思っていただけるよう誠心誠意演じます。ご期待ください“とファンに呼びかけました。
一方、七之助さんは“私、学生時代、新宿でよく遊んでいたんですが、40歳のおじさんになって久しぶりに新宿に来たら、アルタ前のフルーツ屋さんがなくなってるし、このビル(歌舞伎町タワー)を向こうから見たのも初めてだったんですよ。すごいところだなと“と昔話を披露。さらに“でも学生時代に遊んでいた場所は残っていて、そこのボウリング場は、私が人生で最高スコアを出したボウリング場でございます。ちなみに、その時はデートだったんですけど、3投目までストライクで「これはデートを忘れて集中しよう」と思いまして。2度とその女性とデートすることはありませんでしたね“と、ほろ苦いデートの思い出を明かすと会場からは笑い声が上がっていました。
【担当:芸能情報ステーション】
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