歌舞伎俳優の中村獅童さんが、「ニコニコ超会議2024中村獅童が超歌舞伎を語る『トークショー』」に登壇しました。

「ニコニコ超会議2024 中村獅童が超歌舞伎を語る『トークショー』」




トークショー前には長男・小川陽喜(はるき)くん、次男・小川夏幹(なつき)くんも従え、共演の澤村國矢さんと共に「超人力車」に乗り込み、ネギ型ペンライトを振りながら会場を練り歩きました。

小川夏幹さん・小川陽喜さん




途中会場内で「超神社」に立ち寄り、おみくじを引いた陽喜くん、夏幹くんは、神様に「Switch(ゲーム)が欲しい」、「YouTubeで見た(おもちゃの)電気自動車が欲しい」と願いを伝えると、神様から「パパががんばっちゃうぞ~」と、お告げがあり、獅童さんは苦笑いしつつも、目じりを下げながら二人を見つめていました。

中村獅童さん




トークショーでは、これまでの超歌舞伎8年間を振り返るトークショーが行われ、一番の思い出について聞かれた獅童さんは、“やっぱり初演の「千本桜」は、僕らもこういった雰囲気の中で歌舞伎をやらしていただくのが初めての経験だったので、(初音)ミクさんファンにどれだけ受け入れていただけるか?不安の中で、最後に大盛り上がりして受け入れられ、ファンと繋がれたことに楽屋に帰って感動していました”と、楽屋で涙した事を明かしました。

澤村國矢さん・小川陽喜さん・小川夏幹さん・中村獅童さん




一方で獅童さんは、稽古ではミクさんが「大女優」なので、一度(システムが)動いたら止まらないなど苦労も絶えなかった明かし、“前日、こちら(現場)に入っても稽古が止まってしまって「初日の幕が上がらないんじゃないか」とデジタルチームと歌舞伎チームで衝突もありました”と、内幕を明かしていました。

超歌舞伎Presents ~中村獅童×初音ミク 超会議でみんなと交流~Powered by NTT




今年は超歌舞伎が開催されず、トークショーのみとなりましたが、“去年の12月に歌舞伎座で超歌舞伎をさせてもらいましたが、最初は「獅童が奇抜な事を・・・」みたいな面もあり、お客さんも「歌舞伎でペンライト振っていいの?」みたいな探り探りでやっていく中、回を重ねる中で古典歌舞伎のファンの方も興味を持っていただいてからの歌舞伎座だったので、あれが超歌舞伎の第1期。あれで終わっちゃったと思っている人もいるけど、終わってないですから。充電ですから”と、2期に向けて意欲を見せました。

中村獅童さん




さらに獅童さんは、“僕らやってる方は、「なんかすごいことやってんだろうな…」っていうのは何となくわかるんだけど、配信録画を後から見て、「こんなすごいことになっていたんだ。すげえな」と思って、来年やっぱり超歌舞伎絶対やろうな!幕張でやって、8年かかって歌舞伎座まで到達したわけだから、また歌舞伎座でやろうぜ!”と熱く呼びかけ、拍手喝さいを浴びていました。

【担当:芸能情報ステーション】

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