映画「もしも徳川家康が総理大臣になったら」製作報告会が行われ、浜辺美波さん、赤楚衛二さん、GACKTさん、観月ありささん、竹中直人さん、野村萬斎さん、武内英樹監督が登壇しました。
この映画はビジネス小説としては異例の14万部を突破した眞邊明人の「もしも徳川家康が総理大臣になったら」を原作に、コロナ禍真っ只中の2020年に総理官邸でクラスターが発生し、あろう事か総理が急死した日本に、歴史に名を刻む錚々たる偉人が議員バッジをつけて大集結!現代日本×歴史上の偉人という壮大なジェネレーションギャップが織りなすエンターテインメントです。
テレビ局政治部の新人記者として、最強内閣のスクープを狙う主人公・西村理沙を演じる浜辺美波さんは″偉人ジャーズの皆さんとお会いしたのは本読みと顔合わせではなかったかと思うんですけど、そこでコスチュームというか、お衣装の完成したものを初めて見たんですけど、ちょっとしたテレビを見ているような感覚というか、豪華すぎて、待ち時間とかもずっと、偉人の皆さんを見ていられましたね。偉人をボーッと眺めているだけで時間が過ぎていく。豪華すぎて不思議な感覚でした“と豪華キャスト×偉人オーラに圧倒された様子。
”純粋に、出演者の皆様方が、俳優業をしていてもなかなかお会いできない方ばかり。そこに対しての興味も尽きなかくて観察してました“と大御所との共演を緊張した様子で語り、”萬斎さんとは初日にお話したことを覚えているんですが、本当に私が緊張してしまうと変なことを口走ってしまうクセがありまして、萬斎さんに「狂言って汗かくんですか?」って聞いたら、萬斎さんが「まぁ、掻きますね~」って(笑)。ただ、「やっぱり動きますので汗は掻きますよ、ただ不思議な事に僕は首から上は掻かないんだよ」って、丁寧にこんなトボけた質問に答えて下さって「あ~優しい方なんだな」って、この撮影は大丈夫だなって思いました″と安堵の表情で語っていました。
その内閣総理大臣・徳川家康を演じる野村萬斎さんは″偉人ジャーズの普段の皆さんも面白く、現場で口笛も吹いている方がいたり・・・″と、現場の様子を語ると、財務大臣で5度目の豊臣秀吉を演じる竹中直人さんは″(現場に)音が無いと寂しくて…皆さん大人なので静かにしてるんですけど…″と、現場の雰囲気づくりの為にやっていた事を明かしました。
すると文部科学大臣・紫式部を演じる観月ありささんは″急に奇声を上げたりするから、みんな驚いていた″と暴露しました。
これに竹中さんは“現場で士気を挙げるためにやってたんだよ。急に怒ったふりとかすると、本当に怒ってると思われちゃって。この年になると勝手に大御所だとか思われちゃって、ただ年取ってるだけなのに・・・”と、しょげると、観月さんが“上手すぎてリアリティーがありすぎるから”とフォローしました。
これには浜辺さんも、現場で突発アドリブ劇に巻き込まれたことを明かし“遠まわしに、こういう指導のされ方をしているのかと思いましたが「これはコミニュケーションだ」と、途中で気づきました”と、明かすと竹中さんは“誤解されちゃうんだよなぁ・・・”と苦笑いを浮かべていました。
一方、経済産業大臣・織田信長を演じるGACKTさんは、冷酷さを出すため仲良くなってはいけないと思い、現場では恐いオーラを出していたそうで″現場で最初に話しかけてくれたのは高嶋政宏さん(徳川吉宗役)で、SMの話をしていたら、それきっかけで誰も話しかけてくれなくなりました″とぼやきました。
また撮影当初について“クランクインは、みんなピリついていて、和やかな雰囲気ではなかった中、竹中さんは口笛を吹いてホールに響かせていた。「やっぱり大御所になると、こういう威圧の仕方もあるのか・・・誰に対しての威圧…もしかして僕への・・・」と思っていました”と明かすと、竹中さんは内閣官房長官・坂本龍馬を演じる赤楚衛二さんに“俺、圧なんて掛けてなかったよね?「おい赤楚ちがうんだよ!それじゃ受けらんねぇんだよ」なんてやってないよね?”と、必死に救いと同意を求めて笑わせつつ、“圧と思っていたら、ゴメンね”と謝罪し、“でもGACKTさんの信長から「猿」って呼ばれるとうれしかった。若い頃を思い出し、親方(信長)を見ている気持ちになれた”と共演を喜びました。
さらに赤楚さんに“赤楚くんの龍馬が、かわいかった”と褒めましたが、赤楚さんが“すみません。ここの会話、ずっと「ぜよ」付けろって言われてたのに・・・”と謝ると、竹中さんは慌てて“いや「付けろ!」なんて言ってない。印象操作になるからヤメて”と懇願し笑わせました。
【担当:芸能情報ステーション】
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