30日、5人組ロックバンド「サカナクション」の山口一郎さんが、自身のインスタグラムで"ネット上で伝えること"の難しさについて考えを綴りました。

山口さんは現在、フェスをやりきった後の「揺り戻し」という、鬱病が伴う副作用に苛まれていることを告白。その状況を「伝えるべきか」「自分の中だけで秘匿しておくか」という悩みを明らかにしました。

山口一郎さん(サカナクション)のインスタグラム投稿より



「発信すれば誤解を生むし、黙っていても違う誤解のされ方をする。」と、"伝えること"が本質的に伴っている難しさを指摘。SNSでの投稿を「暗闇の中、相手に向かって硬球を投げるキャッチボール」と例え「致命傷を負わせる可能性がある」と述べました。

そこで山口さんは「ネット上での品性とは、」「考えを、一度自分の中に留めて優しさで熟成させる事だ。」と主張。それを"最大のネットリテラシー"と位置づけ、「人に優しくして損することなんてないのだから。」と、考えを述べています。

山口さんは、政治や社会について、自身の思想を「歌詞に混ぜ込むことしかできない。」「でも、それも文化の役割だと思っています。」と、ミュージシャンとして向き合う姿勢を明かしています。

【担当:芸能情報ステーション】

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