30日、黒沢清監督・菅田将暉さん主演による映画「Cloud クラウド」が、来年3月に米国で授賞式が開催されるとみられる「第97回アカデミー賞」の「国際長編映画賞」日本代表作品に決定したことが分かりました。

本作は、菅田将暉さんが演じる "転売ヤー"が知らず知らずの間にネット社会に蒔いてしまった"憎悪"が思わぬ恐怖に育ってゆく様を描くサスペンス・スリラー。第81回ヴェネチア国際映画祭でのワールドプレミア(現地時間30日開催)につづき、第49回トロント国際映画祭への出品も決定し、世界中の映画ファンから注目を集めています。

菅田将暉さん(映画「Cloud クラウド」より)


黒沢清監督は、参加しているヴェネチア映画祭からコメントを発表。「純粋な娯楽映画として作った作品にこのようなチャンスが与えられ、大変な驚きです。ひょっとして菅田将暉の存在が来年、全米に知れ渡るかもしれないと想像すると、これほど痛快なことはありません」と期待を込めています。

そして主演の菅田将暉さんは「ありがとうございます。おめでとうございます。映画の中とは真逆で、嬉しいニュースだらけの映画『Cloud』。作品がどんどん広がっていくこと、嬉しく思います。」と、感謝と喜びを伝えています。

映画「Cloud クラウド」は来月27日より全国でロードショー公開されます。

【担当:芸能情報ステーション】

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