通販番組でもお馴染みの石田重廣社長が率いる夢グループの創立20周年記念コンサートが開催され、所属歌手の橋幸夫さん、黒沢年雄さん、平浩二さん、チェリッシュ、三善英史さん、狩人、保科有里さん、ZEROさん、二代目橋幸夫yH2が勢ぞろい。さらにRyuさんも応援に駆け付け、ステージは約3時間で全25曲を披露しました。
今から20年前、通信販売業を営んでいた石田社長は縁あって「あずさ2号」の狩人と出会い、夢グループの前身であるマネジメント会社「有限会社あずさ2号」を立ち上げました。
芸能関係が未経験だった石田社長は、狩人のカバン持ちからスタート。
石田社長は当時を振り返り、“(狩人の)二人にことあるごと領収書は、ちゃんともらっておいてくれと頼んだが、新幹線で買い物をした時にもらっていない。理由を聞いたら「恥ずかしい。どれだけ自分たちのことが好きなのかと思われそう」と、事務所名を恥ずかしがっていた”と明かして笑わせました。
また、NHKの楽屋で石田社長がファンだった三善英史さんに出会い、もし来てくれるなら社名を変更すると同社所属を誘ったというエピソードを披露。その後、続々と所属歌手が増えていきました。
終演後の会見で石田社長は、“振り返るよりも、きょうが一番うれしいです。こんな素敵なメンバーが一緒に集まってくれて。きょうから未来に向かって、このメンバーで1年でも多く21、22周年と出来ればうれしいです”と笑顔。
狩人の2人は社長について、“当時から発想力、行動力がすごかった”と称賛しつつ、大きくなった会社について、“今になって思えば夢グループに社名を変えずに「あずさ2号」のままでいけば良かった”とぼやいて笑わせました。
三善さんは、“所属当時は無名事務所で不安だったけど、今は夢グループに入れてよかったねって皆さんに言われますし、本当に良かったと思います”と話しました。
3年前、公演中にくも膜下出血を起こした平浩二さんは、“当時社長の判断がよくて救われた。僕の命の恩人で僕は2度社長に救われている”と感謝を口にしました。
そんな社長を黒沢さんは、“人間として生きる見本です”と言いきり、“バカぶっているけど、頭がいいからバカになれるんです。これがものすごく勉強になる。そして心が優しい”と全幅の信頼を寄せている様子。
同じく社長にぞっこんという橋幸夫さんは、“ずっと、もっとでかい会社になる。人格と頭がよくて、タレントにとっては最高。社長にはもっともっと頑張って欲しい。それには私たちを切らないことです。これが大事です” と語り、取材陣の笑いを誘いました。
昨年5月に一度歌手を引退し、その後撤回したことについて、“反省しております。今度は死ぬまで歌いますと言っています。引退はないです。しっかりやりたいと思っています”と、生涯現役を誓っていました。
石田社長は、“今、橋さんが死ぬまで現役と言っていたので、皆さんを最後まで看取って送っていこうかと…”と話して笑いを誘っていました。
【担当:芸能情報ステーション】
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