日曜劇場「アンチヒーロー」事前情報伏せて14日スタート　長谷川博己が異色の弁護士に

TBS系の日曜劇場「アンチヒーロー」が14日（日）午後9時からスタートする。長谷川博己が「小さな巨人」以来7年ぶりに日曜劇場に主演し、日本の司法組織を舞台に正義や悪のタブーに切り込むオリジナルストーリーを描く。長谷川が演じる主人公は、犯罪者である証拠が100％そろっていても無罪を勝ち取り、たとえ殺人犯でも無罪にしてしまう〝アンチ〟な弁護士。そんな異色のヒーローの姿を通して、「正義とは果たして何なのか」「世の中の悪とされていることは、本当に悪いことなのか」を問いかける。昨年7月期に大ヒットした日曜劇場「VIVANT」同様、ストーリーや役名などが放送まで明かされない一方で、総勢40人を超えるキャストを発表。中心人物となる長谷川と北村匠海、堀田真由、大島優子、木村佳乃、野村萬斎のほか、放送中のNHK朝ドラ「虎に翼」にも出演の岩田剛典や、「サンクチュアリ -聖域-」（Netflix）主演で人気を得た一ノ瀬ワタルら多彩な俳優たちが集結する。主題歌はmiletの「hanataba」、メインテーマは「ソードアート・オンライン」シリーズや「鬼滅の刃」シリーズの梶浦由記が手掛ける。

長谷川博己コメント

7年ぶりに日曜劇場に出演させていただくことになりました。今回は日本の司法組織が舞台となる完全オリジナルストーリーです。法治国家である日本において、やはり法が全てなのでしょうか。いろいろな公判を傍聴、取材させていただき、果たして、何が正義で、何が悪なのか、自分自身もよく分からなくなってきました。正直、ドラマでここまでのことを描いてよいのか心配になるくらいですが、とにかく視聴者の皆さまに楽しんでいただけますようスタッフ・キャスト一丸となって挑む所存です。