新潟市中央区の内装工事業Type-One(タイプワン)が弁護士に事後処理を一任し、今後任意整理を予定していることが分かりました。

民間の信用調査会社・東京商工リサーチ新潟支店によりますと、Type-Oneは2013年に設立された事業体で、主に内装工事を手掛け、英会話教室を展開する企業などに受注基盤を形成し、2016年6月期は2億3213万円の売上高を計上していました。

しかし、採算的には恵まれず、損益は412万円の欠損を計上し、同期ですでに債務超過となっていました。

その後も、市況低迷や他社との受注競争激化等で減収基調を余儀なくされ、2020年6月期の売上高は6521万円に減少し、赤字の状態が続いていました。

近年においても業況に好転材料は乏しく、資金繰りも限界に達したものとみられ、事業継続は困難と判断し、今回の事態に至りました。

負債総額は2020年6月期時点で7414万円に上るということです。

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