JR西日本は来年春の運賃の見直しに向けて、15日、国に認可申請を行いました。大阪環状線は初乗り運賃が10円値上げされる見込みです。

JR西日本では現在、旧国鉄時代に作られた運賃体系が適用されていて、同じ営業距離でも利用者の多い都市部では運賃が低く、郊外では高く設定されています。

JR西日本によると郊外の利用者が増えてきたことなどを踏まえ、営業距離で運賃体系を統一することを目指しているということです。

この見直しによって大阪環状線の大阪~天王寺間では、現行の210円から240円になるなど運賃が上がる一方、宝塚線などでは引き下げられます。

変動幅は距離に応じて10円から200円ほどです。

JR西日本は15日、国土交通に申請を行い、認可されれば来年4月1日から適用される予定です。

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