大人も子どもも大好きなアイスクリームの今年のトレンドは。愛媛県松山市で15日、四国各地の小売店のバイヤーなどを対象にした商品説明会が開かれました。

会場にズラリと並ぶのは国内21のメーカーが作った約300種類のアイス。このうち100種類が今シーズンの新作です。この商品説明会は松山のアイスクリーム卸会社「南商事」が開きました。

参加者:
「知らないメーカーさんもたくさんありまして、おなかいっぱいです」

商品には明治が今年3月に全国発売した「DearMilk」も。北海道十勝で製造された乳製品のみを使ったこだわりの濃厚アイスです。

田中日南子食記者:
「これはすごい!まるで牧場で搾りたての牛乳を飲んでいるかのような味わいです」

今年のトレンドは「高価格で高品質な濃厚ミルクアイス」。今年で25周年のロングセラーでオハヨー乳業の「ジャージー牛乳ソフト」は4月にリニューアル。よりミルクが濃く味わい深いアイスに生まれ変わりました。

オハヨー乳業・真光峰稔さん:
「濃厚なんですけれど、さっぱりあっさり食べれるところも特長となっておりまして、しっかりミルク感を味わって頂けることでオススメしたい商品になります」

南商事によりますと、アイスクリームの平均価格は原材料費や輸送コストの高騰により年々上がっていて、4年前と比べると20円アップの160円台になっています。

この一方で、全体の価格が上がったことで商品の価格差が小さくなり、値段を気にせず品質やおいしさ重視で購入する人が増えているということです。

南商事フローズン事業部首都圏支店・瀧川敦輝さん:
「高クオリティなものを作って、ブランドとして商品を確立させるようなメーカーが勝負しているような感じ」

去年の国内のアイスクリーム市場全体の売り上げは、前の年より400億円以上アップの5730億円に上っていて、今年も更なる市場規模の拡大が期待されるということです。

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