政府がエネルギー政策の基本方針の議論を始めるなか、大量に電力を消費するデータセンターの増加に対応するため、東京電力は千葉県印西市に新たに変電所などを建設しました。

 この地域は都心に近く地盤も強固なことからデータセンターが増え、電力需要は3年後には現在の6倍に急増すると見込まれています。

 東京電力パワーグリッドは変電所や送電線を建設し、来月から運用を開始します。

 一方、政府は3年ごとに政策の方向性を示す「エネルギー基本計画」の見直しを始めました。

 再生可能エネルギーなどの電源構成比率を検討するほか、生成AIに使うデータセンターなどへの「脱炭素電源」の拡充についても議論する見通しです。

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