「亀山モデル」で知られた、シャープのテレビ向け液晶パネルの生産が終了する。

シャープは2001年、液晶テレビ「アクオス」を発表し、「液晶のシャープ」としての地位を築いた。

三重県の亀山工場で作られた液晶パネルは、「世界の亀山モデル」として爆発的にヒットした。

しかし、14日に公表した2023年度の決算で約1500億円の赤字となり、収益の改善が見込めないと判断、大阪・堺市の工場の稼働を9月末までに停止し、大型ディスプレーの生産を中止することを決めた。

シャープの生産中止で、国内でのテレビ向けの液晶パネルの生産はゼロとなる。

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