13日に155円台後半を推移していた円相場は、14日未明に156円を突破しました。

マネックス証券 チーフ・ストラテジスト 広木隆氏
「ゴールデンウィークの時に大幅なおそらく政府の介入があったと見られていますが、その効果が徐々に徐々にはげてきていると思います」

 今週の最大の山場は、15日に予定されているアメリカの消費者物価指数(CPI)の発表です。

広木氏
「このところ全部市場の予想が裏切られて、3回連続でアメリカの消費者物価指数が上振れているんですね。だから、今回もまたそういった強めのインフレの数字が出てくると、アメリカのFRB(連邦準備理事会)による利下げ期待もちょっと引っ込んでしまうことになり、そうなるとまたドルが買われて、ドル高・円安という流れになるシナリオも十分考えられる。意識したような動きがすでにマーケットで出ているのではないかと思います」

(「グッド!モーニング」2024年5月14日放送分より)

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