13日の日経平均株価は、10日の終値から下落してスタート。一時259円安となり、3万8000円台を割り込みました。
その後は上昇する場面も見られましたが、午後には再び値を下げ、49円安の3万8179円で取引を終えました。
マネックス証券 チーフ・ストラテジスト 広木隆氏
「先週金曜日(10日)の米株式相場が高安まちまちで、方向感に欠ける動きだったということもあって、(週明けの東京株式市場も)方向感のない展開で、小幅安というような一日だったのかなと思います」
こうしたなか、投資家が注目するソフトバンクグループの決算が13日、発表されました。
ソフトバンクグループ 後藤芳光 最高財務責任者
「2023年度の税前利益は残念ながらマイナス2200億ということで、私どもの数字の中では若干ですが、マイナスで着地しましたが、増減額を見ていただきたい。1年前の業績との比較では、純利益は7400億の増益です」
去年4月から今年3月までの最終損益は3年連続で最終赤字となりましたが、子会社であるイギリスの半導体設計会社「アーム」の好調などで直近の2四半期の最終損益は黒字となりました。
今後の日経平均に与える影響について、広木氏は「依然2000億円を超える赤字ですから、大きな評価を市場から受けるのは期待できないのではと思います」と指摘しました。
(「グッド!モーニング」2024年5月14日放送分より)
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