歴史的な円安水準が続く外国為替市場の動きについて、鈴木財務大臣は「必要があれば適切な対応を堂々と取っていきたい」と強調しました。

外国為替市場では、きょうも1ドル=155円台後半の円安・ドル高水準が続いています。

鈴木俊一 財務大臣
「必要があれば適切な対応を堂々と取っていきたい」

鈴木大臣はこう強調した一方、適切な為替相場の水準については「市場に不測の影響を与えかねないのでコメントは控える」と述べました。

歴史的な円安水準には経済界からも懸念の声が上がり、日本商工会議所の小林健会頭はきのう、「堂々と通貨操作をやればいい。産業が見通ししやすい経済環境を作ることが国の役割だ」と指摘していました。

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