日本製鉄の森高弘副会長は9日、2023年度の通期決算会見の中で、アメリカの鉄鋼メーカー「USスチール」の買収について、「全力で取り組んでいる」と話し、「できるだけ早いタイミングでクローズするスタンスは変わっていない」と、改めて買収に前向きな姿勢を強調した。
USスチールの株主総会で、賛成多数で承認されたことを踏まえて「他の方がこれを買うことは基本的にはあり得ない」とした。
また、2024年9月までとしていた買収完了の時期を、12月までに変更すると発表したことについては、アメリカ当局の審査に時間がかかることを踏まえたものだと説明した。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。