7日、官邸で岸田総理と面会した日銀の植田和男総裁は次のように述べました。
植田総裁
「最近の円安については日本銀行の政策運営上、十分注視をしていくということを確認させていただきました」
7日の外国為替市場は、1ドル=153円台後半から154円台半ばを行ったり来たりする方向感を探る展開でした。
ニッセイ基礎研究所 主席研究員 井出真吾氏
「先週、アメリカで出た経済指標がちょっと弱い内容で、アメリカの金利が下がった。これを受けて、円安もちょっと一段落している。東京市場では日本政府が大規模な介入を行ったとみられていることもあって、投資家が一方的に円を売るような投機的な動きは抑制的だった」
ニューヨーク時間に入ると、じりじりと円安が進み、日本時間8日午前4時前には1ドル=154円74銭を付けました。
(「グッド!モーニング」2024年5月8日放送分より)
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