鶴岡市の山形自動車道で3人が死亡した正面衝突事故から一年。事故現場付近では、大型連休中の悲惨な事故を防ごうと、警察による取り締まりが行われた。
鶴岡市の山形自動車道では去年5月2日、田麦俣トンネル内で乗用車同士が正面衝突し、1歳の男の子を含む3人が死亡、2人が大けがをした。
事故から一年が過ぎた3日、山形道につながる国道112号・月山道路で鶴岡警察署と高速隊が合同でスピード違反の取り締まりを行った。
山間部を通る月山道路は、起伏やカーブによる速度変化が激しく、片側1車線のため対向車線にはみ出しやすい危険性がある。
警察はゴールデンウイークに長距離運転をする場合、早めの休憩や車間距離の確保など、いつも以上の慎重な運転を呼びかけている。
(鶴岡警察署交通課・柴田祐司課長)
「GWは、ぼんやり運転による交通事故が増加する傾向にある。道に不慣れなドライバーもいるので、ほかの車の動きにも注意して運転してほしい」
県警によると、去年のゴールデンウイーク中、県内では43件の人身事故が発生している。
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