介入が行われたとの観測が強まり円高方向に動いた円相場で、徐々に円安が進んでいる。

外国為替市場では、アメリカの利下げが遅れるとの見方から円を売る動きが出て、東京市場では1ドル = 157円台後半での取引が続いている。

円相場は4月29日、1ドル = 160円を突破したあと、5円以上、円高に進んだ。

市場では、5兆円規模で介入が行われたとの観測が強まっているが、その後、再び円安が進んでいる。

市場関係者の間では「もう一度160円に近づけば、介入があるのではないか」との声も出ている。

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