東急(東京都)の堀江正博社長は30日に沖縄タイムス社を訪れ、11日に開業した分譲型ホテルコンドミニアム「STORYLINE(ストーリーライン)瀬長島」の展望などを語った。
分譲型ホテルコンドミニアムの展開は同社として初めて。全室を分譲販売し、オーナーが利用しない時はホテルとして一般客にも貸し出す。堀江社長は「これまでに東急が培った信頼を基にご購入いただけた。オーナーとの関係を通じさまざまな発見がある」とし、同形態を東急のホテル事業の柱の一つに育てる考えを示した。
また2023年10月にパレットくもじ8階にオープンしたシェアオフィス「relark(リラーク)那覇」の利用者数も順調に推移していると説明。ビジネス利用だけでなく受験生の自習スペースとしての利用も多いという。
東急グループの沖縄での事業展開60周年の節目であることにも触れ「沖縄のいいものを、東急グループを通じて東京・渋谷など全国に紹介し、次の100年を目指して頑張りたい」と話した。(政経部・大川藍)
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