きょうから5月です。今月の食品の値上げは400品目を超えます。また、歴史的な円安の影響で、秋には再び“値上げラッシュ”となる恐れもあります。

帝国データバンクによりますと、5月の食品の値上げは417品目に上るということです。

そのうち、「酒や飲料類」が253品目と最も多く、全体の6割を占めたほか、オリーブオイルなどの「原材料」では値上げ率が50%を超える商品もあります。猛暑などの天候不順により、原材料の高騰が主な要因です。

値上げの品目数は去年に比べ半減しましたが、今後、1ドル=150円台後半の円安が続くなどした場合は、この秋にも“値上げラッシュ”が予想されるということです。

また、電気代とガス代も政府の補助金がほぼ半減することで値上がりします。

今月の使用分は平均的な家庭で、▼大手電力各社で357円から585円、▼都市ガス各社でも140円から185円値上がりします。

政府の補助金は今月の使用分までで終了することから、電気代とガス代は来月以降、さらに値上がりし、家庭の負担が増える見込みです。

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